10月25日(土)、神戸YMCA、神戸市社会福祉協議会、コープこうべの共同プログラムを実施しました。プログラムは、コープこうべ「エコファーム」にて、新鮮なさつま芋と小松菜の収穫です。こどもたちは、大きなさつま芋や小松菜を見るなり、まるでお祭りのように大はしゃぎ。真剣な眼差しでさつま芋を掘っては、キラキラした笑顔で、「お母さん、リーダー見てみて!こんなに大きいの!」と口々に叫んでいました。大人の方々も、土に触れられる嬉しさ、子どもたちの笑顔が見られる嬉しさなどで、土を掘る苦労も忘れ、農園には多くの笑顔が溢れていました。
収穫後は、お待ちかねのお弁当。地産地消、エコファームで採れた野菜を使ったお弁当です。子どもたちが完食して驚く参加者や、「震災後、他の人が作ったご飯を初めて食べた。」と話す参加者もおられました。昼食後は、サプライズのポップコーンの登場です。大急ぎでお皿を持って、綺麗に一列に並んだ子どもたち。それを温かく見守る大人たち。とても、ほっこりした気持ちになりました。
その後、子どもたちは、遊ぶチームと土づくりセンター見学チームに分かれました。センター見学では、煙の上がる堆肥に驚き、全てに興味津々。質問も飛び交いました。遊びチームは、警察と泥棒に分かれての鬼ごっこ。元気いっぱいに芝生を駆けたり、芝生の上で大の字で寝そべったり。息切れをしつつも、思い思いに遊んでいました。大人の方々も、地元のことや収穫した野菜を使ったレシピなど、普段なかなか話せないことを、同じ境遇の他の参加者と話せて安心出来たと話していました。子どもも大人も全力で楽しめた素敵な1日でした。
震災から、約3年半が経ちました。徐々に復興が進んでいるとはいえ、まだ十分ではありません。参加者の声として、「小さな子どもを外で遊ばせたり、昔のように芋掘りをさせるのは、まだ難しい」ともあり、まだ不安要素は抜けません。しかし、みなさんが一番に思うことは、やはり地元に帰りたいということ。地元の安全な土を触りたいということ。2年以上避難してきている家族も少なくなく、関西にも徐々に慣れてきましたが、誰しもやはり、住み慣れたところが一番です。
実際に現地を歩くことが難しくても、関西に訪れた家族にこのような機会を通して、少しでもリフレッシュしてもらえるように、そして、一つでも笑顔が増えるように、これからも活動を続けていきたいと思います。今回は、貴重な体験をさせていただけたり、貴重なお話を聞かせていただける機会を与えていただき、ありがとうございました。
(リーダー 岡田恵未香)
収穫後は、お待ちかねのお弁当。地産地消、エコファームで採れた野菜を使ったお弁当です。子どもたちが完食して驚く参加者や、「震災後、他の人が作ったご飯を初めて食べた。」と話す参加者もおられました。昼食後は、サプライズのポップコーンの登場です。大急ぎでお皿を持って、綺麗に一列に並んだ子どもたち。それを温かく見守る大人たち。とても、ほっこりした気持ちになりました。
その後、子どもたちは、遊ぶチームと土づくりセンター見学チームに分かれました。センター見学では、煙の上がる堆肥に驚き、全てに興味津々。質問も飛び交いました。遊びチームは、警察と泥棒に分かれての鬼ごっこ。元気いっぱいに芝生を駆けたり、芝生の上で大の字で寝そべったり。息切れをしつつも、思い思いに遊んでいました。大人の方々も、地元のことや収穫した野菜を使ったレシピなど、普段なかなか話せないことを、同じ境遇の他の参加者と話せて安心出来たと話していました。子どもも大人も全力で楽しめた素敵な1日でした。
震災から、約3年半が経ちました。徐々に復興が進んでいるとはいえ、まだ十分ではありません。参加者の声として、「小さな子どもを外で遊ばせたり、昔のように芋掘りをさせるのは、まだ難しい」ともあり、まだ不安要素は抜けません。しかし、みなさんが一番に思うことは、やはり地元に帰りたいということ。地元の安全な土を触りたいということ。2年以上避難してきている家族も少なくなく、関西にも徐々に慣れてきましたが、誰しもやはり、住み慣れたところが一番です。
実際に現地を歩くことが難しくても、関西に訪れた家族にこのような機会を通して、少しでもリフレッシュしてもらえるように、そして、一つでも笑顔が増えるように、これからも活動を続けていきたいと思います。今回は、貴重な体験をさせていただけたり、貴重なお話を聞かせていただける機会を与えていただき、ありがとうございました。
(リーダー 岡田恵未香)